きもの医|格安でも価値ある品質提供

着物みず洗いコース利用前に
ご理解必須のリスク・デメリット

案内をすっ飛ばしてすぐにみず洗いのメリットを見る


みず洗いは使い分けるサービス

むずかしくお考えにならず、普通の言葉でお申し出ください。

着物のクリーニングの勉強をする必要はありません。

○年○月○日までに戻してほしい
○円までで対応できるか知りたい

汚れの場所●●(えり、左そで前、太もも辺りなど)
しわだけをとりたい
アンティーク・中古着物で洗わず袖を通すのが気持ち悪い
借りた返礼のためのクリーニング
普通の着物クリーニングで良い
ニオイがキツくて着れない
たくさん汗をかいた
ゆきを○○cm・◯寸◯尺長くしたい、短くしたい
袖丈そでたけを○○cm・◯寸◯尺長くしたい、短くしたい
身丈みたけを○○cm・◯寸◯尺長くしたい、短くしたい
身巾みはばを○○cm・◯寸◯尺長くしたい、短くしたい
反物たんものを着物に仕立てたい
水で洗いたい

「丸洗いをお願いしようと思うんですが・・・」とのご相談をよくいただきます。

ただ着物クリーニングで一般的な丸洗い(京洗い・生洗いいきあらい・『屋号やごう』洗い)の本当の中身は、簡単に説明・理解するのはなかなか難しいもの、と痛感しています。

着物販売店・着付け・華道・茶道・日本舞踊などに師事する先生方・生徒の皆様、そしてスタッフの方も同じように、「丸洗い」を本当の意味で理解なさっている方は多くありません。

実はえりの筋状汚れなどごく一部を除き、正絹しょうけん着物の「見える汚れ」は
手作業である格安汚れ落としえり拭き/えり洗い等部分洗い染みしみ抜き変色処理格安柄足しがらたしなどでの処置が必要です。

また全体アイロン仕上げだけのご利用も可能です。

丸洗いは、お召しになると汚れができやすいえり袖口そでぐちの皮脂・ファンデーション系の汚れはよく落ちます。

しかしそういう汚れでも数年以上放置しているとしみ化し、丸洗いでは落ちなくなる可能性が高くなります。

またえり・そで口以外の部分的な汚れをキレイにするには
あまり効果的だとは言えません。

なぜならそれらの汚れは高い確率でしみ汚れであり、しみ汚れは染み抜きでないと落ちないからです。

当店では丸洗いを注文せず、染みしみ抜きだけのご注文が可能です。

「(費用をおさえたいから)気になる汚れだけをキレイにして
とのご要望を広く承っています。

『本当に丸洗いで良いのですか?』

この質問の回答に迷いがある場合、ぜひ解決したい内容を普通の言葉でお伝えください。

冒頭の例に挙げた普通の言葉でご希望を伺う事で、
ご相談者様にとって『迷う要素の少ない』
さらに『節約できるお見積り』が可能となります。

ご相談時はぜひ普通の言葉でお話ください。

余計な処置を含まない、適切なお見積りを提供させていただきます。

「利用してよかった」と感じていただける費用・品質だからこそ次に繋がるんだ、また利用していただけるのだと強く受け止めています。

ご相談はお気軽にどうぞ。

お手持ちの品の問題解決のご提案を、コスパにこだわってご案内させていただきます。

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 LINEで画像を送り無料で詳細見積り依頼する  月曜~土曜 随時
※友達登録のみでは当店からメッセージを送れないためご相談時はまずメッセージをお願いします。


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お電話でのご相談:平日 11時〜17時

(土日祝も対応可能な場合があります)


Q.メールで相談や注文はできないの?

A.はい、ただいまはLINEでのご相談に限らせていただいております。

 メールは詐欺メールが一般化している、お客様側のメール受信設定で当店のメールが届かないケースが多く「届かない」とのご指摘が多いため、断腸の思いで対応を控えさせていただいております。

 お急ぎの場合、日程や定価のまとめ合計額などのご相談は、お電話でも承ります。

着物の形を保ったまま水でザブッと洗う『着物みず洗い 以降、みず洗い 』は非常に強力なメリットがあります。
 反面、着物クリーニングの中でこれほど『向き・不向き』があるものはありません。

みず洗いは着物を選びます

この着物はみず洗いしよう、この着物はみず洗いはやめておこう ───みず洗いはこのようにお客様がまず最初にご判断いただくのがもっとも大切なクリーニング・メニューです。

水洗いの最高峰は洗い張り

最初に申し上げたいのは費用がある程度かかっても問題ない、という着物のみず洗いをご検討の方は、ぜひ洗い張り 正確には+お仕立て直し も合わせてご検討いただきたい点です。 当店では洗い張りと湯のしの取り扱いはありません。洗い張りと湯のしは他店でのご利用となります。「自社で扱いのないサービスを進めるバカなの?」とお感じになるかもですが、取り扱いがあろうとなかろうと洗い張りの優位性はゆるぎませんし、オススメできない理由がないため正直に発信している次第です。・・・バカなのかもしれません。(^^;

洗い張りは着物クリーニングの最高峰で、これ以上着物全体を衛生的にキレイに洗えるサービスはありません。

洗い張りをす理由は

洗い張りにかかる費用は当店調べではございますが、非常に妥当な費用だと感じています。

正直に言えば洗い張り料金だけで言えば全国相場の8千円では安すぎ ───本来ならその倍の1.6万円の価値があるとも感じます。

当店のみず洗いに比べ、洗い張りが劣っているのはそのサービス料金だけです。

当店のみず洗いのように色移いろうつ縮みちぢの心配はほぼありません。業者様が引き受けてくだされば非常に安心して利用できる最高のクリーニングです。

数千円で着物を水で洗いたい、1万円を少々超えるくらいの額までの水洗いをご希望の際は当店のみず洗いが適するでしょう。しかしそれ以上の額がかかってもより良い品質を得たいのでしたら洗い張り一択です。

これは日本で唯一、数千円台~のみず洗いを提供する当店が公平に判断した回答です。

洗い張り業者さまがこれ以上少なくならないためにも、金銭的に余裕のある方はぜひ洗い張りをご選択下さい。

みず洗い時はリスク承知を

このページでは”2千円台から正絹しょうけん着物をみず洗いできるクリーニング”に興味を持たれた方に向け、サービス提供者として特に注意点・デメリットを強調して正直にご案内いたします。

みず洗いに適した着物は1度みず洗いしてトラブルが起きなければ、その後のクリーニング代を大きく節約できます。 なぜなら1度みず洗いを経験した正絹しょうけん着物類は2度目以降はほとんど縮みの心配なく洗えるからです。
 つまり今後は汗、雨、ドロ、食べこぼしなど日常的にできやすい汚れを安価なみず洗いを縮みの心配なく組み合わせる事ができ、結局着物クリーニング費用を安く収められるのです。

逆にみず洗いに適さない着物は1度のみず洗いで「あぁ・・・なぜみず洗いに出したのだ。バカだった。」と、大きな後悔にうなだれるでしょう。

みず洗いを成功させるには当店のオススメする方法がベストです。


みず洗いをオススメできる着物


格安着物みず洗いのメリットとは


進化した格安着物みず洗い

みず洗い提供開始当初に比べ現在では、みず洗いによる大きなリスクはざっと2種類だけと言っても良いレベルとなっています。

残る大きな2種類のリスクは次の通りです。

(1) 縮みちぢ関連

①裏地ありタイプの袷着物あわせの特に裾周すそまわりの八掛はっかけ縮みちぢ問題

縮緬ちりめんなど水で縮みやすい生地の復元率問題

③袋帯・名古屋帯の帯芯縮みによる引きつり問題

(2) 色にじみ

比翼ひよく仕立ての黒留袖とめそでの紋への色にじみ問題 比翼ひよくとは
②原色系の濃い色の色移いろうつ問題

細かく説明すればさらにリスクはあります。ただ上記①比翼仕立ての黒留袖を除けば、多くの品では色にじみが気にならないレベルに収まっている、という実感を得ています。(完全にない、という訳ではありません)

みず洗いのメリットやコスパを最大化するためにも、お手数ですがみず洗いリスクをじっくりご自身で判定してみて下さい。

特に上記2種類のデメリットを受け入れた上でそれでもみず洗いを注文したいかどうかを ───。

みず洗いはこのページのメリット・デメリット・注意点をしっかりご理解いただいた方のみご利用いただけるメニューです。

「そんなリスク、デメリット、トラブルの可能性があるなら注文しなかった」は恐縮ですが通じません。

このページではみず洗いのデメリットをご案内しています。ご都合に合わせ読み進めてくださいますようお願いいたします。

着物みず洗いのメリットをパスし
すぐにみず洗いのメリットを見る

縮みちぢ補正料金を含めた検討を

みず洗いは格安料金を実現するため”着物をほどかず着物の形のままでザブンと水で洗う超シンプル工法”を採用しています。
 結果的にコストパフォーマンスに優れるため大変ご好評をいただいております。

作業内容にはクリーニング工法として縮み・型くずれの補正を含めております。 ●誰が見ても型くずれ感をしっかり感じるほど大きな縮み・型くずれについてはお見積りの段階で最低限必要な措置をご案内する品もあります。

おおむねこの工法で再び袖を通していただける品質にでき、納品しています。

ただしクリーニング工法だけでは解決できない縮みが起こる品があります。その場合の解決策は和裁技術が必要になります。和裁、つまりお直しでの対応には別途費用がかかります。

これが「このページをご理解の上、リスクを承知でご注文いただくクリーニングコース」である理由です。

縮み・型くずれは少しでもダメ!

という場合は次の3つからいずれかを選択いただく事となります。

イ)みず洗いをあきらめ、丸洗い・汗抜きなど他のサービスを利用する
ロ)みず洗いと和裁のお直しを組み合わせた”みず洗いバリューセット”を利用する
ハ)洗い張り+お仕立て直しを利用する ※当店では洗い張り・湯のしの取り扱いはありません。

費用を重視される場合は「ロ:みず洗いバリューセット」を、縮みを完全回避するのを重視される場合は「イ」「ハ」のご利用を強くオススメいたします。

みず洗いバリューセットはみず洗い時に同時に(袋状のたるみ)やみ直し、縮んだ縫い糸の部分的な縫い直し、縮んだり古くなった八掛の交換、もともと寸法が合っていなかったや身丈にそで丈、身幅をご自身の寸法に寸法直しするお得なセットコースです。

あいにくホームページでの情報発信が間に合っておりません。興味のある方はみず洗いに加えお直しの内容と共に、とご相談下さいませ。会員サービスにご加入済みの方はよりお得にご利用いただけます。

みず洗いで縮むちぢ着物は事前に予測できるものが5割です。残りの5割はみず洗いした結果、縮みちぢ方が大きかった事が判明します。つまり事前予測は難しいのです。

そこで皆さまにはみず洗いをご検討の際、特に縮緬ちりめん系の八掛はっかけ生地縮みなど型くずれ感がヒドく出る場合を想定し、お直し料金まで含めての検討が適していると考えます。

費用はみず洗い料金の3倍くらいになってしまうものの、リスクがある限り「この着物がそうなるかもしれない」と検討するのが正しい考え方だと思います。

八掛はっかけが大きく縮む品

仮に八掛が大きく縮んだ場合、みず洗い料金が2,900円の着物ならお直し代を含めると11,000~14,000円になってしまいます。

ただし1度のみず洗いで縮んでしまい和裁で縮みを直した場合、次回以降のみず洗いでは大きく縮み・型くずれが起きません。

2回目以降はみず洗い料金が2,900円の品なら2,900円でほぼ元の寸法で納品できます。

縮緬ちりめん生地で復元率が悪い品

縮緬など水に濡れるとガサッと縮んでしまう生地で糊付のりづけしても縮みが改善できない品は、お仕立て直しが必要になるケースもあります。

みず洗い料金が2,900円の品で例えるとみず洗い+お仕立て直し料金は19,000~22,000円程度となります。

縮緬着物はお家で水で洗ってしまい、大きく縮んだ状態で「何とか直して!」と縮み補正サービスによくご相談をいただきます。

縮み補正サービスでお引き受けした場合、縮緬であっても8割の品は「これなら着れます!」とお喜びいただける結果を提供しています。

ですが残念ながら大きく縮んだまま元に戻らない品があるのはまぎれもない事実です。

こうしたお品は強い糊付のりづけを再処理する事で改善できるケースがありますが、改善できないケースの方が多い傾向があります。

クリーニング技術で元の寸法近くまで復元できない品はやはりお仕立て直しまで手をかけないとそでを通す気にはなれないでしょう。

 

6~8割前後の正絹着物は着物みず洗いで処理後、その料金内で実際に着用いただけるレベルに仕上げて納品しているのも事実です。

ですが2~4割のお品は何かしらの変化・トラブルが起こっているのも事実です。

「これなら続けてみず洗いに出せそう」と感じるか「こんな品質では二度と利用しない」と感じるか ───。

小さな変化で済んだ場合でも受け取る皆さまによりおひとりずつその判定は変わります。これがこのページで発信したい内容でもあります。

着物みず洗いのメリット
縮みちぢ色移いろうつ・縫い糸切れ・傷拡大

みず洗い時の必須ご了承事項

高い洗浄力と引き換えに
起きる着物の変化とは

自分で洗うのと同じくらい失敗するの

いいえ。皆さまがお家で行う『水で安全に洗う方法』に比べ、みず洗いははるかに安全に洗い上げられます。

少し踏み込んだ内容です。つむぎひとえ以外、身丈方向に少々縮みが出る、八掛はっかけ 着物のすそ周り・そで口周り・えり裏地の総称 の縮みリスクは否定できません。

シルク=絹100%=正絹しょうけん着物を水で洗う際、毛や綿以上に繊細さが求められます。

洗濯機での『回し洗い』は正絹着物にとって自殺行為とも言えます。それと比べれば着物みず洗いは『非常に安全性が高い』と表現しても問題はないと自負しています。

続きを読む

でも・・・「当店のみず洗いはカンペキに美しくキレイに洗い上げられ、なおかつリスクはまったくありません!」と言えるかどうか ───。

まったくそんな事はありません。短い言葉で言えば「ケース・バイ・ケースで提供品質が変わる」というのが実情です。

悪い事は言いません。ジャストサイズの着物、少々小さめの着物、真っ白な表地に青・赤・緑・紫色の柄が入り混じった着物、すそ周辺=八掛の色が表地とはまるで違う色の着物などをみず洗いしたい場合 ───

このページは「後悔を避ける判断材料になる、最後のご案内」となります。

読み進めていただき、「あぁ、このリスクは起こったら嫌だな」と感じるものがあればみず洗いはお避け下さい。少なくとも後悔する事だけは回避できます。

重ねて言います。皆さまご自身がお家で水で洗うよりははるかに安全に洗えるのがみず洗いです。ですがリスクがまったく無い訳ではありません。

皆さんのお近くに数千円で正絹しょうけん着物を水で洗う店があるでしょうか? そんな看板、見た事すらないのではないですか?

着物専門クリーニング店やしみ抜き自慢のクリーニング店が格安料金で水で洗うメニューを用意していないのがその証です。どれだけリスクがあるのか、言うまでもありません。

ここまで読み進められた方で「この店大丈夫かしら?」と不安になった方にはこう申します。

みず洗いのリスクを知らずに注文、「こんなはずじゃなかった」という結果になったとします。その瞬間はお店の悪口を言い、クレームをつけ気分は解消できるかもしれません。

でもしっかりみず洗いリスクに目を通さず、「商売でクリーニングしてるんだから問題なくキレイにして納品してくれるだろう」とこのページを適当に読み飛ばしてみず洗いを選択されたとすると・・・そんな適当なお考えでリスクのあるクリーニングに出された『着物の気持ち』はどんなものでしょう?

「めんどうくさくても注意書きをしっかり読み込んで・・・その上で注文したのなら仕方ないけど、なぜしっかりリスクを読み込んでくれなかったのかな、この人は?アタシ(着物)に対し、愛情がない人なのかな?」

着物が考えられるとすれば、必ずそう感じるはずです。

着物オーナーの皆さま、着物は着物で生きてはいません。でも生かすも殺すもオーナー様次第である、とも言えます。

「そこまで言って着物みず洗いの注文を避けようとしているの?」 ←いいえ、それは違います。

メリットとデメリット、得られる嬉しい品質と注意点をしっかり理解してからご注文下さい ───結果的にそうする事で「みず洗いした結果、後悔する確率を劇的にへらす事ができる」のです。

繰り返します。みず洗いは皆さまがご家庭で行う水洗い・洗濯に比べはるかに安全にキレイにできます。

でも・・・リスクがあるのも事実です。

ご家庭での水洗いに比べればはるかに安全!
ただし突発的な事故は起こりえます。

当店ではご自身で正絹着物をみず洗いして生じた縮みなどの様々な変化の補正も承っております。

正絹着物みず洗いクリーニングを注文の際はみず洗いする事で起こる着物の変化・みず洗い特有のリスクをご了承いただく必要があります。

みず洗いで起こる何かしらの変化・トラブル発生時の追加補正作業はお客さまが希望される場合のみ有料で承ります。当店がお客さまに『無断で補正を行い、勝手に費用を請求する事は一切ありません』のでご安心下さいませ。

このページの内容を全てご理解いただいた場合は

ご注文申し込みフォーム

変化は事前に予測不能

みず洗いはいわば『バクチのような作業』とお考えいただくとわかりやすいかもしれません。特に『古い=年齢の高いお着物』になるほどトラブル発生リスクが高くなる傾向にあります。

正絹着物は1点1点異なります。

  • 反物の制作時期     
  • 染色・手書きの状態・時期
  • 保存状態など      

ひとつひとつ違う状態の正絹着物をみず洗いするので1点ごとに集中して念入りにチェック作業を行います。

ところがどれだけこうした点検を行っても想定外のトラブルが起きる可能性が常にあるのが『絹の水洗い』です。

この『水によるトラブル』が安全性最優先の着物クリーニング法・丸洗いとの大きな違いです。

このページ内の記載内容を読み進めていく中で内容の一部に

みず洗いクリーニングに出すのは心配!

とお感じになられた場合は特にシンプルで超格安料金のみず洗いをさけ、お直し付きのみず洗いバリューセットをご検討いただく事をオススメいたします。

本当に後悔先に立たずです。

多少縮みが出ても、多少型くずれ感があっても、みず洗いしなければならない理由がある正絹着物だけをみず洗い各コースにご注文いただければ幸いです。

一見キレイに見え、汗汚れもガマンできるレベルでカビクサさや樟脳・防虫剤クサさも気にならないレベルなら、正絹着物をみず洗いする意味はあまりない、これが提供する側のお店としての立場です。

正絹着物を激安価格でみず洗いするある意味荒唐無稽でムチャクチャな工法は、もともと汗汚れ対策とニオイ対策を安く!というお客さまの声から開発着手・実現しました。

その開発に携わっていただいたお客さまがもっとも重要視されたのが毎月でも利用できるくらいの激安料金と、正絹着物全体が吸った汗を一気にとりたいというものでした。

ここまで読み進めた結果安いみず洗いに対して不安を感じる方は、この時点で再検討される事をオススメします。

みず洗いを除けば、いずれの作業も安全性は高い次元で維持できているメニューばかりとなっています。

繰り返しになりますがみず洗いするお着物の状態次第で変化の度合いが変わりますので、ひとくくりにどれだけ変化するのかをお伝えするのはとてもむずかしいものです。

この点ご了承下さいますようお願いいたします。

①正絹着物みず洗い特有の
リスクデメリット

縮み・型崩かたくずれ等 着物の変化

みず洗いで起こる着物の変化のうち、もっとも気がかりなのは若干の縮みと若干の型くずれ、袷着物によくあしらわれている八掛のトラブルです。八掛とは 裏地の一部の総称です。裏地のうち周り・袖口内側・先に縫い込まれた生地です。他に背中・そでの広い面に取り付けられている生地は胴裏と呼びます。

これまでの改善や工夫でみず洗いによる縮みちぢ問題はサービス開始当初に比べ大きく改善しています。しかしみず洗いだけでは解決できないケースがあるのもまた事実です。

特に袷着物あわせ八掛はっかけ縮緬ちりめんなど縮みやすい生地のもの、そもそも縮緬ちりめんや縮みやすい生地の着物、袋帯・名古屋帯には十分な検討と覚悟が必要です。

八掛はっかけ縮みちぢ

もっとも高い割合で発生するのが縮緬ちりめん生地系の伸縮性がある八掛はっかけの身丈方向(縦方向)の縮みと縫い糸の縮みです。

着物は反物を寸法通りカットし縫い上げてできています。この縫い糸の縮みにより縫い目部分がひっぱられ、部分的に吊ったような状態や細かいしわができる事があります。

現状みず洗い後に縫い糸の縮みはほんの少ししか起こりません。ほとんどがたるみが出た、というほど大きく型くずれした感じではありません。ただし誰の目にも明らかな縮み感が出る着物があるのも事実です。

特に縮みが出にくいつむぎ綸子りんず系の表地に縮緬ちりめん系の八掛はっかけが用いられていると ───。

縦に数十センチの八掛はっかけが1~3cm縮み、縮んだ八掛はっかけが表地を着物の内側へ引っ張り、表地が内側にクルンッと巻き込まれたり周辺の縫い目にビビり、つまり細かいしわが出て解消できません。

八掛はっかけ縮みちぢの解決策1 のり付け

お品によっては強いのり付けを再処置(有料)する事で解決できるものもあります。注意が必要なのは手触り肌触りを考えれば、全てのお品にオススメ、というものではない点です。

「~ません、~ない」と否定的な案内が続き申し訳ない限りです。

のり付けの再処理は1,200円です。

これは一旦みず洗いした後、仕上げの段階で縮みが戻らないと判明した時に追加でご注文いただくとかかる費用です。

(^^ これには裏ワザが。

縮む、そして戻りが悪いとあらかじめ心配な着物のみず洗い時は、見積もり提供時に「のり付けして」とお申し出いただければ「再処理費用である1,200円ののり付け料金は不要」となります。

つまり最初からみず洗い後、「すすいだ後に糊付けしてね」と注文していれば無料で『のり付け=縮みの復元率が高くなる可能性あり』処置が追加できます。

なかなか難しいお店で申し訳ない限りですが、ぜひ上手にご検討いただけるよう願うばかりです。

八掛はっかけ縮みちぢの解決策2 お直し追加

そもそもパツパツ、ジャストフィットの縮緬ちりめん着物の場合や細かいコトが気になるタイプの方は、みず洗い+のり付けではなくみず洗い+採寸+和裁たるみ直しが適していると言えます。

採寸:800円、たるみ直し:5,000~11,000円と、それぞれ追加料金が発生します。

ですが「寸法を元通りに」、「どうせなら身丈を希望寸法に直そう」とお考えの場合はこの方法が長い目で見て最良の策だと感じます。

特に縮緬ちりめん地や縮みが起きそうな生地の着物をみず洗いしようとご検討の際は、縮緬ちりめん着物の現寸法を測り、ご自身が希望する「最低限必要な各寸法」を合わせ、別途ご相談される事をオススメいたします。 ●寸法直しをご利用の際は、ゆき直しには裄直し料金が、身巾直しは身巾直し料金がそれぞれ必要です。

縮緬ちりめんの復元率問題

縮緬ちりめん系生地は水に濡れるとギュギュギュ~ッと大きく縮むちぢ事が知られています。当店ではこの現象を『水で洗ってのりが落ち、縮緬ちりめん生地が原寸に戻っただけ、と少々極端な説明をしています。のりの力でいっぱいに広げられた縮緬ちりめんが元のサイズに戻っただけ、と。

縮緬ちりめんが大きく縮むちぢ特性はつまり、大きく元に戻りやすいいう意味でもあります。 縮緬ちりめんはこのように完全にみず洗い前の寸法に戻るもの、元より大きくなるもの、そして復元率があまり良くない品の3つに分かれます。そしてこれは事前に予測できません。

みず洗い後に寸法の復元率が悪い場合、追加でのり付けを行う事で改善する場合もあります。ただし厳密に言えば若干手触り肌触り感は変わるでしょう。

それがだめ、という事でしたら前章の八掛縮みについての解決法にあった和裁お直しで全体的に寸法問題を解決する事が可能です。

ご自身で着物を採寸し、最低限必要な寸法がわかっていればみず洗い後にお直しが必要になるケースが減ると思います。

多少お手間ではあるものの、今後のためにもみず洗いに出すお品の各寸法をしっかり測っておく事をオススメいたします。

仕上がり寸法がわかっている、というのは和裁のお直し費用を節約できる大きなポイントになるからです。

直さなくてもみず洗いして仕上げた寸法で問題ないなら、その着物は今後も安心して安価なみず洗いを利用できる事になります。

ぜひお手間をかけてあげていただければと思います。

袋帯・名古屋帯のリスクは大

袋帯・名古屋帯、そして丸帯。これら着物の準主役のアイテムのみず洗いは特に重大なリスクがあります。

これら帯は➊帯の表地 ❷帯の裏地 ➌帯の中の帯芯 この3つの収縮率が異なるため、みず洗いする事でそれぞれが引っ張り合う結果となるからです。

特に帯芯は綿、つまりコットンが多く、綿は絹以上に水で縮みます。

帯の中の帯芯は時間の経過とともに水をうす~くうす~くした空気と反応しながらちょっとずつ縮み、ほおっておいても実は結構、縮んでいます。

空気に加え帯は締める際に強い力が加わり、お召しになっている最中も強い力がかかっています。非常に強いストレスの中であっちこっち方向に引っ張られ、ゆがみ続けているのです。

帯を開いてよく見ると表地に一定の間隔でふんわり盛り上がったり型くずれしている様子が確認できるはず。

帯の両端を見れば表から見て、両縁に裏地が見える状態のものも少なくありません。明らかに縮んでいます。

縮んでいない帯ではどうでしょうか。空気に触れ続けるだけで縮みやすい綿の帯芯は、空気を強く濃縮した成分である水で洗うとに触れるとドカンッと縮みます。

ここまでは帯芯についてご案内していますが、古くなれば実は表地も裏地も目が狂い、ゆがんでいる品がほとんどです。こうした変化を当店では老化現象と表現しています。 ここは重要なので補足いたします。みず洗い後、「すごく型くずれしてる!どうしてくれるの!!」とおっしゃる方は、こうした事前チェックをしっかりなさらずみず洗いを利用されたと考えられます。
 老化現象を改善するのはみず洗いだけでは無理な事をぜひ知っていただければ・・・。みず洗いは老化現象を解決する役割ではないのですから。

要約するとみず洗いに出す事を考えている今の時点で老化がハッキリクッキリしていませんか?・・・すでに大きく型くずれしたり縮んでゆがんで目が狂っている帯ではありませんか?と尋ねているのです。

もし今みず洗いを検討している袋帯・名古屋帯にこのような老化現象がすでにあれば、今以上に「ヒドくなる可能性」はあまり考えられません。

今の状態とそれほど変わらない状態で納品できると考えられます。

逆に目の狂いもしわ感もねじれも感じない、新品と言ってもおかしくないほど状態が良い帯については水で洗う事が非常に高リスクです。

絹や綿が長期間空気に触れ続けてあちこち縮む現象は、水で洗うと一発で、ごく短時間で同じ程度縮むからです。

このように状態が良い袋帯・名古屋帯には単にみず洗いするだけではなく、すでに縮んでいる帯芯を入れ替えたりお仕立て直しまで視野に入れたみず洗いを検討なさるのが後悔しない利用法だと、強めの言葉で強調させていただきます。

帯は保管中も締める時も直線的に扱われます。直線、直線、どこを見ても直線です。直線ばかりなのでゆがみや型くずれ、縮みが目立つ結果となります。

大切に感じる帯をみず洗いする際はお仕立て直し(1.1~1.4万円)を含めた検討がベストです。

帯芯がないタイプの袋帯・名古屋帯は帯芯があるタイプに比べてマシな出来にはなるものの、やはり着物に比べれば着物に詳しくない方でも型くずれ・縮みを見抜きやすいためじっくりと検討いただくのが正しい道だと感じます。

②色にじみ・色ハゲ
・色うつり発生問題

地色が濃い色の着物の
注意点

2022年6月現在、進化したみず洗いにおいては色にじみ・色ハゲの発生確率はそれほど高くありません。ただし完全に起きないトラブルとは言えません。

正絹しょうけんの裏地がないタイプの単着物ひとえは色にじみ・色ハゲの発生率はとても低いのはわかっています。ただ、確率0ではありません。

注意点として地色が黒・濃紺・紫・赤・青などの濃い色や原色の場合、少なからずみず洗い中は色落ちがある点があげられます。

この場合でも色にじみが目立つ、という事はあまり起こりません。

注意点としては地色が真っ赤、真っ青、真っ黒などの濃い色目の場合、みず洗い後の着用時に体温などの影響による長襦袢ながじゅばんや帯の裏側に色移いろうつする可能性を否定できない点が上げられます。

濃い色の着物みず洗いはサービス提供当初に比べてお断りせずご注文いただけるケースがほとんどとなっていますが、染色で用いる染料が生地から脱落する色移いろうつは完全に防止できる技術はありません。

 

裏地付き着物全般の
注意点

裏地付き着物は全般に注意事項が多くなります。

  • 表地の色が裏地に、裏地(八掛)の色が表地に色うつりする

中でもこの色移いろうつ問題はとても悩ましいものです。

みず洗いは水で洗うだけに特化したサービスで、みず洗いによるトラブル発生時の補正はありません。

色にじみが発生するかもしれないとわかっていても料金内でできる対策をせざるを得ない状況になります。

きもの医側から着物みず洗いをお断りする流れになるもっとも多い理由は、表地の地色・図柄に対して八掛が濃い色の差し色だった場合です。 またはその逆、表地の濃い色・柄が淡い色合いの八掛はっかけ色移いろうつする場合もあります。

色うつりの補正はしみ抜き作業で行います。

仮に表地または裏地に色うつりが起きて補正を入れた場合、これまでの統計平均ではお客さまの負担する追加補正料金が
1.8千円~2.8万円程度
と、非常に高くついてしまいます。

この程度の金額ならかまわない、という場合はもっとお得に利用する方法があります。

それはみず洗いと和裁を組み合わせてご注文いただく方法です。

みず洗いの3倍程度(みず洗い料金込みで11,000円~14,000円程度)かかりますが、色移りの心配がほぼ必要なくなります。

またご注文時に費用が決定できますので、お客さまとすればの色移りトラブルが発生した時の補正追加費用負担をなくせます。

みず洗いと和裁を組み合わせた工法は今も残るみず洗いリスクの八掛はっかけ縮みちぢ問題に対しても有効です。

袷着物あわせで表地に対して裏地の色が濃い色の差し色になっているお品の場合、色移いろうつが起きても構わない、または和裁との組み合わせでより安全なみず洗いをご検討下さい。

色ハゲが発生する確率は予測ができません。どのお着物にも可能性があります、というご案内になります。

これまで数えるほどの例ではあるものの、予測できないので補正を入れる場合はお客さまの費用負担になってしまいます。

色ハゲ・色落ちが発生する理由

あくまでも推測の域を出ませんが、これまでの経験から次のような理由が考えられます。

  • 以前お手入れに出したお店で色ハゲが発生し、お店が補正を入れた染料がみず洗いの洗浄力で落ちた
  • 何らかの汚れの原因物質が付着したまま長期間放置していたため変色が進み、検品時にそれを見抜けずみず洗いして色ハゲが発生した

小紋・留袖・訪問着の場合で脱色が柄のある部位だった場合、柄にまぎれるように補正を入れる事ができればそれほど高額にはならないと思います。

ところが同じ留袖・訪問着や色無地着物などで無地の部分の色落ちや紬着物つむぎ・江戸小紋については、格安柄足しの技術が使えない(使いにくい)ため、無地部分の色ハゲは部分染めしか選択肢がなく、いろいろな意味で大胆な決断と費用が必要になります。

ある程度の費用を覚悟する、または訪問着のルールではあってはならない部位へ柄を足し、それを目立たせなくするため全体的に同じ柄を格安着物柄足し工法で入れていく、あるいは色ハゲ・色落ちをそのまま受け入れる ───。

こうしたご判断をいただけるようでしたらみず洗いはとても良い着物お手入れ法だと自負しています。

③予測不能の変化が
発生する可能性

 

きもの医ではこれまでの着物みず洗いの経験で、他社では持ち得ない独自データをもってお見積もりを行い、実際に正絹着物をみず洗いクリーニングしています。

 

しょっちゅう起きる、という事ではないのですが、まれ、というよりももう少し多い程度にお見積もり時に想定した縮み度合いをはるかに超え、これは補正を入れないと着用できない!となる着物があります。

 

想定外とはいえ、あらかじめお客さまにはこの点のリスクをご了承いただいた上でのご注文となりますので、この場合の補正費用もお客さま負担となります。

 

例えばみず洗いした事により、古くなっていた縫い糸がもろくなり、自然乾燥中にかかる自重に耐えきれなくなり、また仕上げアイロン中に圧に耐えられずに縫い糸が切れる事がまれにあります。

 

みず洗いする事で起こるその他の着物の変化に比べ補正はたやすいのですが、これまでもっとも多かったお着物は3ヶ所の縫い糸切れを起こしたものがありました。

 

補正の費用はが1カ所800円、合計2,400円の有料補正でした。

 

そのお着物の裏地付き正絹着物格安みず洗いクリーニング料金は2,900円でしたので、そのお客さまは結果的にほぼ倍の料金をお支払いいただく事となったのです。

 

お客さまには納得いただきその後も定期的にリピート利用していただいておりますが、裏地付き着物についてはどのお着物にも起きる可能性がある事をご了承くださいませ。

 

絹糸は人の髪の毛のキューティクルとよく似た症状が起こります。

 

髪の毛は水やシャンプーに触れる事で少しキューティクルが開き、リンスやトリートメントをしないとキューティクルは開いたままになります。

 

絹糸もこれに似た反応を示します。

ダメージを負っていない絹糸は水にさらされる事で少しふっくらとふくらみ、乾燥するに従い元の状態に戻ろうとします。

 

ダメージを負った部分、例えば少し傷になっているような場合、傷口の先の絹糸はキューティクルが少し開いた状態になります。

 

この部分に水と洗浄剤が触れる事で、乾燥するに従いどんどんキューティクルがふくらむがことく傷口が大きくなります。

 

これまで経験した中では、もっともキズが大きくなったモノで3mmのキズが5mm弱くらいの大きさになったものがありました。

 

この場合みず洗いで広がったキズを小さく目立たなくする事も可能ですが、他の変化同様費用はお客さま負担となります。

 

着物みず洗いクリーニングを行った結果、予測・想定できないトラブルが発生する可能性は否定できません。

 

みず洗いによる着物の変化・トラブルのほとんどには解決策・対応策がありますが、今後初めて対峙する着物の変化・トラブルが起きる可能性があります。

 

最悪の場合補正を入れる方法が見つからず、そのままの状態で納品となる可能性があります。

 

着物クリーニング・しみ抜き・まる洗い・みず洗いなど共通している想定外の事例の原因には以下のものがあります。

  • 着物の状態が不明で、過去の情報がまったく無い中での処理の場合
  • 過去のクリーニング・しみ抜き・染色・柄足しなどの処置の状態が悪い、または洗浄剤などが残っている場合
  • まる洗い・みず洗い・しみ抜きなど、不測の事態、予測不能なトラブルが起こった場合

お店としてできるだけの事はさせていただきますが、このように想定できないトラブル発生時は補正不能となる可能性がある事、また他の場合同様補正費用は全てお客さまご負担となる事をお含みおきくださいませ。

 

④みず洗いによる
着物の変化の補正は
全て有料で承ります

このページの冒頭でも触れましたが、ここまでご案内のトラブル発生時の追加補正作業は全て有料にて承ります。

 

トラブルが起こった場合でも、お客さまが不要だと判断した場合は勝手に追加料金が発生する事はありません。

あくまでお客さまがご要望した場合のみ追加料金が必要になるとご理解ください。

 

トラブル発生時も追加補正作業を希望されなければ、そのままの状態でお見積もり時にご提示した料金だけでご利用いただけます。

 

きもの医のホームページをご覧くださりありがとうございました。
m(_ _)m


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